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小学生を過ぎると、免疫力が強くなり感染症による病気にかかることが少なくなりますが、実はこの頃に気をつけたい病気や、思春期特有の問題、ワクチンによる感染症予防にも特別な配慮が必要になる時期です。
欧米や近隣東南アジア諸国と同様に、日本でも『産まれてから成人(概ね21歳まで)までは小児科』という流れになっています。
当院は小児科学会認定小児科専門医が在籍し、小児科かかりつけ医患者さまへ、子宮頚がんワクチンをはじめとした、思春期前後の子どもの健康管理・相談に応じています。
 
https://www.fujieda-fc.com/pediatricshomedoctor/
 
💉子宮頸がん(HPV)ワクチンについて

 

子宮頸がん(HPV)ワクチンは、世界中でその安全性・有効性が認められ接種が行われているワクチンです。

HPVは、主に性器の接触で感染するウイルスです。そのため、性交渉を経験する前に予防接種を行うと、非常に効果的であるとされています。
女性自身が感染から自分の身を守るだけでなく、男性がワクチンを行いパートナーへ感染をおこさないことも推奨されています。

HPVワクチンの推奨年齢はCDC・WHOともに9−14歳とされています。
CDCは11−12歳を目標にしていますが、・近年の性交初体験の若年化を背景として、若くして子宮頚がんを発病する患者数が増えているとともに、若い免疫システムの方が抗体の生産力、維持力が強いということで9歳からと推奨年齢が下げられ、海外ではより低年齢で接種することが増えてきました。

国が定める子宮頸がんワクチンの公費定期接種の対象者は、小学6年生年度初めの4月1日から高校1年生年度末の3月31日の女子です。

子宮頚がん発病のリスクを下げるために、推奨年齢以外の女性も15~45歳くらいの女性全てに接種意義があるされており、接種を受けた方が良いとされています。

女性だけのものではなく、男性も接種を勧めたい予防接種です。
海外では、男性がHPV(子宮頚がん)ワクチンをすることが増えてきました。

 
❓HPVとがんの関係について

子宮頸がんは、日本国内で1年間に約11,000人が診断され、患者数は20代後半から40歳代でピークになります。患者数・死亡率ともに、2000年以後増加しており、WHO世界保健機関でも警鐘を鳴らしている癌です。子宮頸がんの原因のほとんどは、HPV(ヒトパピローマウイルス)というウイルスの感染によるものです。HPV感染を予防することが、子宮頸がん予防において重要になります。

HPV(ヒトパピローマウイルス)が関係しているがんは子宮頸がん以外にも、中咽頭がん(50%)、肛門がん(93%)、陰茎がん(36%)などが報告され、男性もワクチンによりガンのリスクを減らすことが言われています。【()内はHPV感染が関係している割合】
中咽頭がんは近年増加傾向にあり、かつてはタバコやアルコールが主な原因とされていましたが、現在では半数がHPV感染によるものとされ、男性女性共に発病します。

💉子宮頸がんワクチンの種類について

 

価数・名前 種類 対象者 予防できるもの
2価
サーバリックス
定期接種 9歳以上の女子
★定期接種の対象は
小学校6年~高校1年の女子
70%の子宮頸がん(16、18型)などのヒトパピローマウイルス感染症
4価
ガーダシル
定期接種 9歳以上の男女
★定期接種の対象は
小学校6年~高校1年の女子
70%の子宮頸がん・肛門がん (16、18型) 、尖圭コンジローマ(6、11型) などのヒトパピローマウイルス感染症
9価
シルガード9
任意接種 9歳以上の女子 90%の子宮頸がん(16、18、31、33、45、52、58型)、尖圭コンジローマ(6型、11型) などのヒトパピローマウイルス感染症

★サーバリックスとガーダシルの違い(公費対象)

どちらの製品を使っても、子宮頚がん発病予防効果は同等と言われています。
どちらがお勧めですか?といわれますが、答えは難しいです。

サーバリックスは、抗体価が20年以上持続するというデータがあります。
ガーダシルは、サーバリックスで予防できるものに加えて、性行為感染症の一つである尖圭コンジローマ(6、11型)も予防できます。しかし、接種後約5年で抗体が検出限界以下になってしまうというデータもあります。

これらの情報も踏まえて、接種されるご自身ご家族さんで相談し、接種ワクチンを決めてください。。

★シルガード9について(公費対象外)

海外で安全に使用されているワクチンで、日本国内でも2021年2月に販売開始されました。2020年時点で80カ国以上で承認を受け、定期接種として導入している国は、35カ国以上になります。
シルガード9は31、33、45、52、58型を追加でカバーしており、子宮頸がんの90%を予防できるとされています。さらに、外陰がんや肛門がん、咽頭がん、性感染症である尖圭コンジローマなどの予防効果が期待されています。
しかし、任意接種のみとなっています。任意接種は全額自己負担となり、公費補助はありません。

 
 
 
助産師からみた子宮頸がんワクチン接種

上記のように述べてきましたが、日本はまだワクチン接種が進んでおらず、子宮がん検診も海外に比べると受けていない人が多いのが現状です。そのため、日本での十分なエビデンスはなく海外のデータを元にしたデータになりますが、海外では子宮頚がん患者さんは減少傾向なのに、日本だけが増加し、また若い世代で増えていることがとても残念な限りです。

子宮頸がんはワクチン接種定期検診で予防できる唯一のがんなのです。

症状がなくても、20歳を過ぎたら、2年に1回の子宮頸がんの検診を受けましょうまたHPVワクチンを接種した方も子宮頸がん検診をうけることが奨められています。

(四国中央市の子宮頸がん検診の情報についてはこちらから)

子宮頸がんは早期発見できれば分娩に与える影響は少なく、経過観察で自然分娩も可能です。しかし、病状が進行している場合は、治療が必要になり、それに伴い早産のリスクが高くなることもあります。お子さんの現在だけではなく未来まで考え、ご家族さんで検討いただきたいと思います🌸

子宮頸がんワクチンについての詳しい情報はこちらから

ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

子宮頸がんとHPVワクチンに関する正しい理解のために|公益社団法人 日本産科婦人科学会 (jsog.or.jp)

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