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当クリニックの「標榜科目」は、小児科・皮ふ科・アレルギー科の3つです。

皆さん、標榜科目ってご存じですか?

りす先生&こりす先生

これは、医療機関の看板などに掲示している診療科目のことをいいます。
今の日本の医療制度では、「麻酔科」を除くどんな科でも、実は、医師免許さえあればいくつの科でも標榜することが法律でも認められているのです。
医学部で勉強した程度の知識でも診療科目を掲げることが可能ですし、沢山の患者さんに来ていただくことを目的に、1つでも多く診療可能な科目として標榜することもできます。
これが日本の医療の現実です。
厳しい日本の医療事情ではありますが、私どもはあえて3つの診療科目『小児科・皮ふ科・アレルギー科』を標榜科としました。

小児医療・皮ふ科医療の専門研修を受けた、日本専門医機構認定 小児科専門医および皮膚科専門医の二人医師体制で、適切な医療を提供したいと考えています。

四国中央市の小児科医、皮ふ科医は?

『専門医』について・・・一般社団法人 日本専門医機構ホームページ

日本専門医機構が認定する
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小児科は『成育医療』という考え方に基づいて、診察を行う診療科です。
小児科医は子どもにかかわる仕事のうち、子どもの将来に大きく影響を与える職業の一つです。
家族の健康支援を行う家庭医としての役割も担っています。
一見健康そうに見える子どもであっても、様々な悩みや健康問題を抱えていることが決して少なくありません。日本専門医機構認定小児科専門医として、妊娠からお腹の赤ちゃん、出産,新生児,小児,思春期,母性・父性・成人に至るまで、未来に向けて、心とカラダの健康に寄り添いながら健やかな成長を見守り続けたいと考えています。

当院の小児科担当医は、専門医機構の総合診療専門医の特任指導医でもありますが、わずか数ヶ月の研修で小児科を系統立てて指導することはなかなか難しく、やっぱり子どもは専門医機構認定小児科専門医が対応したいなとおもいながら、日々過ごしています。
小さな頃に診ていた子が、大人になって自分の子どもを連れてきてくれるようになってきました。こんな時、小さかった子どもが大人になった成長を喜び、思わずうれし涙がでることも多くなりました。歳を重ねて涙もろくなったせいなのでしょうか?

米国では、21歳になるまで、子どもはかかりつけ医のもとで健康チェックを受けることが義務づけられています。思春期の子どもや青年は、めったに病院にかかることがなくなる年頃なので、年1回ではあっても、こころと体の健康問題を個別に相談できることは大変重要な機会になります。
東南アジア諸国でも、成人までは小児科で診ることが一般的です。
日本でも、成人になるまでは小児科で診るようになっていますが、まだまだ古い慣習にとらわれていることが多いようです。

小学校に入学するころには、発熱などの感染症の症状はおこしにくくなるので、病院にかかることがめっきり少なくなる頃です。
小さかった子どもが健やかに育ち、学校や放課後・家庭生活も楽しく過ごしている姿はみていて微笑ましく、たくましく思える時期でもあります。しかし、この時期には、気をつけなければいけない病気が発病したり、思春期から大人になるにつれて、不登校をはじめとした心のトラブルも起こりやすくなるので、幼稚園・保育園時代以上に実は気をつけて欲しい年頃です。
万が一、こうした出来事がおこっても、子ども時代から継続的に診ている子どもと家族の方であれば、今までの成長発育の過程を知っているので、ともに不安や解決策を考えていくこともできます。
小さな頃に受けた予防接種の免疫力が下がってくる時期でもあるので、単に市から配られた用紙を使って事務的に予防接種を行うのではなく、年齢にあわせた予防接種を行って、免疫力を再び高めてあげたいものです。

小児科だから大人は診ないのでは?と勘違いされていることもあるようですが、当院は、家庭医の存在として、ご家族の健康にも関心を持ちながら医療を行っています。
地域で流行している感染症などは、小児科の得意とする分野です。大人の急な発熱や咳、下痢などの一般的な症状もご相談ください。
多くの診療科は専門によって細かく分かれ、臓器別に知識や技能を身につけることが多いようですが、小児科専門医は頭の先からつま先まで、かかわる分野(subspecialty)も幅広く、一定の知識と技能を身につけるだけでなく、あわせて成長、栄養、予防接種、こころの問題、などにも関心を持ちながら診察を行うこと、命の誕生に立ち会う経験をさせて頂き、共に歩むことを何より幸せと感じる『病気だけでなく、人を診る、命を診る』ことをモットーとする科ともいえるでしょう。
家族の肥満症、高血圧や中性脂肪や悪玉コレステロール増加など脂質異常症、糖尿病といった生活習慣病は、子どもにとっても影響を及ぼす家族の病気でもあります。当院は、小児の生活習慣病同様、大人の生活習慣病にも積極的に取り組んでまいります。

アレルギーには、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎(花粉症を含む)、アレルギー性結膜炎、気管支喘息(ぜんそく)、消化管のアレルギーやじんましん、薬剤・昆虫アレルギーなど、症状と原因により色々な病気が含まれます。
アレルギーとは、本来、自分を守るためにある「免疫」という仕組みが、現代環境や生活の変化によって異常をきたし、カラダが敏感に反応し病気が発病することいいます。近年、アレルギー患者さんが増え、また低年齢化していると言われています。
最近は、乳幼児期にアトピー性皮膚炎として発病し、続いて食物アレルギー、気管支喘息、アレルギー性鼻炎などのほかのアレルギーが次々と発病する確率が高くなることがわかってきています。(これを「アレルギー・マーチ(atopic march)」と呼びます。)
乳幼児期から早期にアレルギーを管理することで、アトピー性皮膚炎を予防できる可能性や、アレルギーマーチの進行を抑えられる可能性があることがわかってきました。

アレルギーの病気を診察することは、従来から小児科専門医・皮膚科専門医として一般的で、施設での研修を受けております。
当院は、2003年に今の場所に移転新築して以来、小児科・皮膚科診療の一環で、皮膚科小児科が連携しながらアレルギーがもたらす病気の診療を続けておりましたが、、近年のアレルギーマーチの防止の観点から、より積極的な診療を行うよう、アレルギー科を追加標榜し現在診療に当たっています。

情報化の時代にあって、簡単にマニュアルが手に入るようになり、誰でも簡単に表面的な医療が手に入る時代です。遠隔医療が今後進んでくれば、手っ取り早く高度な医療相談を受けることができる時代がすぐそこまで近づいているようです。
しかし、生身の人間の生活は、そんなに単純なモノではなく、医者になり30年経った今も、患者さんの身に起こるマニュアルには書いていない出来事に遭遇し、緊張する場面を経験します。
多くの患者様が健康であるよう願っておりますが、まさかこんなことが!が起こるのも人生であります。

入院に至った子ども、ガンになった子ども、病気の後遺症を残してしまった子ども、介入の遅れにより育ちに影響が及んでしまった子どもを診るたびに、何かできることがなかったのか?
と、いつも自問自答している自分がいます。

小児科担当医は基本おせっかいな上に、話下手なので嫌われることもあり、50歳を越えても至らないことばかりで後悔することの連続です。
小児医療費が無料になり、皆様が受けている医療がどのようなものか、わかりにくい時代になりました。
そのような時代あっても、専門医機構認定専門医として、地域に根ざす臨床医として、雰囲気に流されず、皆様の病状にあった適切な医療を提供し続けたいと考えています。

ふじえだファミリークリニック
四国中央市小児科皮ふ科アレルギー科 専門医による診療

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小児科医は子ども達が成人するまで(おおむね21歳まで)見守りますー日本小児科学会

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