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現代の子どもや女性など、日本人のすべての世代でビタミンDが不足している方が増えています。
日本のビタミンD欠乏症は1万~1万5000人に1人程度いるという報告もあり、決してまれではありません。

日焼け防止、美白文化により女性のビタミンD不足が問題になってきています。

特に母親の生活習慣は子供の栄養や生活にも影響しやすく、現在ビタミンD不足の子供が増えています。

国内の乳幼児におけるビタミンDの体内蓄積状況を調査したところ、0~6カ月齢の乳児の3割以上がビタミンD欠乏状態にあり、およそ半数が不足状態にあることが分かりました。また、母乳栄養が中心の0~6カ月齢児では、50%がビタミンD欠乏状態、25%が不足状態であり、欠乏状態と合わせると75%がビタミンD不足の状態にあるといわれています。

また、妊娠期のビタミンD欠乏は、妊婦・胎児の骨に深刻な影響を及ぼすだけでなく、早産、喘息のほか、胎児の生涯に渡って病気リスクとの関連が指摘されています。妊婦の極端なビタミンD欠乏は、高血圧・子癇前症・妊娠性糖尿病のリスクを高めるといいます。
最近の研究では、胎内からすでに子どもが中高年期なったときの心血管疾患や骨粗鬆症との関連も示唆されています。

ビタミンDって何?

エネルギー源になる3大栄養素(糖質・脂質・タンパク質)と微量元素であるビタミン・ミネラルを加えたものを5大栄養素といいます。

カラダの調子を整えるビタミンですが、通常は体の中でつくることができず、口から摂取しなければなりません。しかし、ビタミンDは、食事だけでなく、太陽の光(紫外線の中のUV-B)を浴びることで、80%~90%を体内でつくることができるという特性があります。
ビタミンD不足の女性が妊娠期を迎え、赤ちゃんのビタミンD不足、現代の子どもたちの外遊びの減少に新型コロナウイルス感染症が追い打ちをかけ、子どものクル病(小児)をはじめとした健康問題が増えてきています。

ビタミンDはカルシウムとリンの吸収を助け、骨の成長に役立ちます。いつも屋内ですごしたり、外出するときに日焼け止めクリームを塗布する方は、ビタミンD不足になっている恐れがあります。

ビタミンDは遺伝子の働きを調整します(免疫向上・糖尿病予防・発ガンの抑制など)

ビタミンDが不足するとどうなる?

ビタミンDが不足すると次のような症状との関連がいわれています。

クル病(小児)骨軟化症・骨粗しょう症(成人) ・糖尿病 ・動脈硬化

・免疫力低下・カゼやインフルエンザをはじめとした呼吸器感染症や呼吸器疾患

・自閉症 ・うつ病 ・花粉症など

不足する理由は?

💦過度な紫外線対策

💦アレルギー対策などによる食事制限

💦大気汚染や気温上昇・感染症を気にして外で遊ぶ機会が減っている

ビタミンD不足チェック

当てはまるものがあればビタミンD不足になっているかも。。。

⬜日焼け止めを塗っている

⬜日中、外で過ごす時間が少ない

⬜魚やキノコをあまり食べない

⬜食物アレルギーを気にした食生活をしている

⬜好き嫌いが多く、栄養が偏りがちである

⬜母乳育児である

ビタミンD不足にならないためには

🟠食事からの摂取と、日光浴をして生合成のどちらも十分になって初めて充足できるものです。

食事からの摂取➡5.0µg/日必要。鮭の切身なら1/3切🐡、干し椎茸なら約20個分🥜を毎日摂取。

ビタミンDはサケやマスなどの魚介類に多く存在します、また干し椎茸やきくらげなどのキノコ類にも含まれますが、穀物や野菜には含まれておらず、肉類にもそれほど多くありません。

🟠毎日、日光浴をすること

🟠サプリメントで補給

ビタミンDは身体に蓄積される性質があるため、自己判断による(サプリメントなどによる)過剰摂取には充分な注意が必要です。

 

当院では、女性の皮フと健康に関する相談、子どものカゼの診察の際にも、健やかな成長発育に欠かせない栄養や生活習慣にも配慮しながら診療を行うよう心がけております。

お母さんと赤ちゃん、女性の健康相談
妊娠中の相談も、承っておりますのでお気軽にご相談ください。

また、院内にもさまざまな情報を掲示しております。ご来院の際はぜひご覧ください。

 

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